#13 目標設定

1月5日から大学の練習がスタートしました。

練習後に選手それぞれが決意表明をしました。


そこで気づいたことがあります。



競技成績を挙げている選手は、目標の最後が「学生二冠達成します。」「全日本で決勝に行きます。」というように言い切っていました。

それに対して、あまり競技成績を挙げられていない選手は、「新人戦で優勝したいです。」「インカレでベスト8に入りたいです。」というように語尾が願望の形で終わっていました。


競技成績を挙げている選手ほど、目標に対して必ず達成する、という強い気持ちがあり、その気持ちがあるからこそ目標達成までの道すじを立てて、目標に向かっていけるのだと思います。


こういった目標設定を立てられる要因の1つが、成功体験の豊富さだと考えます。


自分が立てた目標を達成できた。
じゃあ次の目標も当然達成できる。
また目標が達成できたからこの次も、というふうに成功体験の積み重ねが目標に対しての姿勢をつくっていくのではないかと思います。
競技成績を挙げている選手はその小さな成功体験の積み重ねが大きな自信となり、新たな目標に対して自信を持って取り組むことができるのだと考えます。
逆に、競技成績を挙げられていない選手は、成功体験が少ないため、自分の立てた目標に対して本当に達成できるのだろうか、と不安になり、その気持ちが「〜したいです。」という語尾を生むのだと考えます。




自信のない選手が目標に対して絶対に達成するという気持ちで向き合うためには、小さな成功体験を積み重ねていき、自己肯定感を高めていくことが大事だと考えます。

日頃の練習で10回しかできなかったトレーニングが11回できた、いつもはポイントをとれない選手相手に1ポイントでもとれた、そういった日々の小さな成功体験が、大きな目標設定に対して自信を持った取り組みの姿勢を生むと考えます。



学生それぞれが、目標に対して自信を持って向き合えるように、成功体験を積み重ねて、自己肯定感を高められるような環境づくりをしていかなければならないと考えました。



おやすみなさい。